雑司が谷のソレカラ

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“本のマッチ箱” 遠山詩子さんの作品を展示しています。

3月18日からイラストレーター遠山詩子さんの作品を展示しています。

ミステリー小説などに出てくるお店のマッチ箱を作っています。

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今回はこの作品に登場するお店のマッチ箱を展示しています。

ミステリー好きな方にはすぐにわかるのかも知れませんね。「あの店か!」という感じで。

 

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マッチ箱は200円で販売しています。とても人気でだいぶ少なくなってしまいました。

 

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こちらは蔵書票(EXLIBRIS)。2枚セットで300円で販売しています。

ところで、蔵書票ってご存じでしたか?私は知りませんでした。

で、調べてみたのですが、

 

“蔵書票は、本の見返し部分に貼って、その本の持ち主を明らかにするための小紙片。より国際的にはエクスリブリス(Exlibris、「だれそれの蔵書から」という意味のラテン語)と呼ばれる。英語ではbookplate。

図と一緒にExlibrisという言葉と蔵書の持ち主(票主)の名前が画面に入れられることが多い。古くは紋章肖像画に個人のモットーを書き入れた図案が好まれたが、票主の職業や故郷を示す絵柄、本や書斎に関する絵柄など多様な図案が用いられている。版種も、銅版画、木版画、リノカット、石版画、孔版など様々である。著名な芸術家の手によるものもあり、美術品として収集の対象にもなっている。”

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

 

なるほど、そういえば何か紙が貼ってあるのを見たことがありますよね。あれが、蔵書票なのですね。

 

さて、お店の左右の壁にはマッチ箱の原画を展示しています。今回は猫の作品が多いので猫好きサンにはうれしいかも知れません。

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こちらはアメリカの作家レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説「さらば愛しき人よ」から。私立探偵フィリップ・マーロウはセントラル街で大男マロイにいきなりバーに連れ込まれる。店の名前は「FLORIAN'S」。

 

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こちらは高橋源一郎「ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ」から。

 

遠山さんの作品は4月中旬まで展示しています。